KOUKITSUKO

名前とロゴのこと

社名の由来と、ロゴができるまでのはなし。

社名のこと

社名は広東語から。「好橘子」は「ホウ・グァッ・チー(hou2 gwat1 zi2)」と読みます。広東語では「橘」と「骨」がまったく同じ音——精緻さ、品のよさ、ちょうどよさを表す「好骨子」に音を重ねています。数ある柑橘の字から「橘」を選んだのは、日本に古くから生きる常緑の橘(たちばな)に重ねたかったからです。冬にも緑を保つその木は、古来、時を超えるものの象徴です。

コウ hou2 キツ gwat1 コ zi2
上は日本語の読み、下は広東語の読み。

ロゴのこと

好橘子のロゴには、モデルがいます。京都の道端で出会った、一羽のメジロです。もともとバードウォッチングが好きで、だから足が止まりました。

日本語学校に通っていたころ、烏丸御池から丸太町へ、毎日同じ道を歩いていました。ある雨上がりの朝、側溝のふちに蜜柑がひとつ、転がっていました。そこへメジロが降りてきて、ときどきあたりをうかがいながら、一心につついていたのです。

雨上がりの京都の道端。側溝のふちの蜜柑をメジロがつついている。
雨上がりの側溝にて。メジロと蜜柑。

立ち止まって、しばらく見ていました。小さくて、身軽で、目の前のひとつにまっすぐ。よいものを見つけて、ていねいに味わう——その姿が、自分たちのやりたい仕事のかたちに重なりました。この日の写真から、いまのロゴが生まれました。

蜜柑に頭からもぐりこむように、夢中でつつくメジロ。
夢中のひととき。
石段の上、食べかけの蜜柑の上からこちらを見るメジロ。
目が合いました。少し、ご立腹のようです。
青空を背に、電柱の配線にとまる二羽のメジロ。
電線の上のメジロたち。近くに夢中になる日も、遠くを見る日も。

ロゴの構図は、あの一瞬のままです。あの朝の蜜柑は、ロゴのなかで橘になりました。橘の上に、小さな鳥がひとつ。

ロゴの変遷

2023 — 大胆に、遊びごころで
2026 — 誠実に、まっすぐ

社名を決めてまもなく、あのメジロに出会いました。最初のロゴは、その出会いから生まれました。2026年、線をやわらげ、余分をそぎ落として描き直しました。雛だった鳥は、少し育ちました。私たちの会社も、同じように。

よいものを、ながく。

← ホームへ戻る